在日本朝鮮人陸上競技協会　規約

 

第１章      総則

 

第１条        本会名称を在日本朝鮮人陸上競技協会(以下協会)とする。

第２条        本協会は、在日同胞社会に陸上競技を幅広く普及し、大衆化と技術発展の為に努力し、活動を通して祖国の自主的平和統一を促進させる。

第３条        本協会は、在日本朝鮮人体育連合会に属する。

第４条        本協会の事務所は在日本朝鮮人体育連合会に置く。

 

第２章      事業

 

第５条        本協会は、第２条の目的達成の為、次のような事業を行う。

ア　年１回、在日朝鮮人陸上競技選手権大会をはじめ、各種陸上競技大会、記録会を運営する。必要に応じ講習会、合宿訓練等を組織する。

ィ　中央体育大会の陸上部門に審判及び技術面での補助を行う。

ウ　優秀選手の発掘及び、育成対策を講ずる。

エ　共和国との連携を深め、共和国の陸上競技発展に貢献する。

ォ　陸上競技大会等の公式記録を整理、発表、保存する。

カ　広範な同胞陸上競技愛好家を網羅し、民族的団結を強化するため貢献する。

キ　日本をはじめ、世界各国の陸上競技団体及び関係者、選手たちとの友好親善に寄与する。

 

第３章      役員

 

第６条        本協会は、次のように役員を置く。

会長　　　１名

顧問　　　数名

副会長　　数名

理事長　　１名

副理事長　数名

理事　　　２０名

会計監査　２名

第７条        会長及び、副会長、理事長は理事会で選出する。

会長は本協会を代表し、会務を主観する。

副会長は会長を補佐し、会長が不在の場合は会長代理を務める。

理事長は理事会を組織し、その業務と議決を執行する。

第８条        理事は各地方の同胞陸上競技愛好家の中から選出する。選出数は理事会で決定する。

第９条        会計監査は理事会で選出する。本協会の会計を監察する。

第１０条     役員の任期は３年で補選者の任期は前任者の任期期間を継承する。

 

 

第４章      会議

 

第１１条     理事会は次の事項を審議、決定する。

ア　役員の選出

イ　会計報告及び、予算案審議と決定

ウ　事業計画

エ　規約の審議と策定及び決定

オ　表彰の対象者審議と表彰

カ　その他、協会内で提起された案件に対する審議と決定

第１２条     理事会は毎年１回、定期的に招集する。常任理事会は必要に応じ収集できる。

第１３条     理事会は理事総数の過半数以上の出席により成立する。召集された理事が理事会に参加できない場合、委任状をもって議決権を行使できる。

第１４条     理事会の議案は出席理事の過半数で決定される。賛否同数の場合は、会長が最終決定権を行使できる。

 

第５章      専門部

 

第１５条     本協会は事業を円滑に進めるため、次のような専門部を設置する。

ア　技術部（技術理論、指導実技、指導員育成）

イ　審判部（審判構成、講習会、施設用器具研究）

ウ　競技部（競技組織、記録整理）

 

第６章      会計

 

第１６条     本協会は、自立的な運営のため、その財政を賛助金、会費などをもって充当する。

 

第７章      附則

 

第１７条     本規約は、１９８６年　６月　２８日から実施する。

 

在日本朝鮮人陸上競技協会　会長　朴世權 

設立年度　：昭和29(1954)年　7月28日 

事務所住所：〒110-0005 東京都台東区上野７－２－６在日本朝鮮人商工連合会ビル2階